夏も近づき、夜風が少しだけ冷たく感じる季節になると、ふと思い出す不思議な思い出があります。
あれは僕が20歳になったばかりの頃。
バイト仲間3人で深夜のドライブに出かけた時のことです。

1. 手振り地蔵の「正体」
僕たちが向かったのは、ある有名な心霊スポットでした。
いわゆる「手振り地蔵」と呼ばれる場所です。
深夜、車のロータリーの真ん中にある石像の周りをぐるりと回ると、ヘッドライトの光の加減で、石像の腕の影がまるで「手を振っている」ように見えるという場所でした。
近づくと、確かに石像が手を振っているように見えます。
光のイリュージョンだと頭では理解していても、深夜の墓地という状況も相まって、背筋が寒くなったのを覚えています。
2. 真っ暗な墓地で起きた「奇跡」
「さあ、帰ろう!」と車を出し、少し走ったところで気づきました。
ポケットに入れていたはずの財布がないのです。
「さっき車を降りた時に落としたかもしれない!」 パニックになった僕たちは、すぐに引き返しました。街灯など何もない、真っ暗な墓地への道。
懐中電灯もなく、必死に地面を探しましたが見つかるはずもありません。
そんな時でした。 静寂の中に、遠くから「カツ、カツ…」と足音が響いてきたのです。
「こんな時間に、こんな場所に人がいる?」 恐怖で凍りついた僕たちの目の前に、影のような人物が現れました。
その人は、小さな声でこう言ったのです。
「これ、落としたのかい?」
差し出された手には、僕の財布がありました。
落としてから20〜30分は経っていたはずです。
僕は恐怖と安堵で頭が真っ白になり、碌にお礼も言えぬまま、逃げるようにその場を立ち去ってしまいました。
その方の顔は、今もぼんやりとしか思い出せません。
3. 僕は「縦の軸」に守られている
あれから時が経ち、今の僕は「あの時の出来事は、偶然ではなかったのではないか」と考えるようになりました。
僕には、ご先祖様から自分、そして子供たちへと続く「縦の軸」があります。
あの深夜の墓地で、誰が財布を拾ってくれたのかは分かりません。
でも、今の僕は、あれがあの時僕を見守っていた「目に見えない存在」――あるいはご先祖様が、僕を導き、守ってくれたような気がしてならないのです。
人は誰しも、今の自分の力だけで生きているのではありません。
多くの命の繋がりという「縦の軸」に支えられ、見えない何かに守られながら、今ここに立たされています。
あの時の財布が戻ってきたことへの感謝。
そして、今も僕を見守ってくれているであろうすべてのご先祖様への感謝を、改めて心に刻む夜です。
【まとめのメッセージ】
「目に見えないものに守られているという自覚が、今の自分を強くする。」
不思議なことは、意外と身近に起きているのかもしれません。
皆さんも、ふとした時に「守られているな」と感じた経験はありますか?
「これがいい!」
さあ、今日も感謝を忘れずに。
縦の軸をまっすぐにして、明日という未来へ向かって、明るく、元気よく歩いていきましょう~!
2026年7月5日

