「ああ、あの頃は本当に良かったな」 「あの日、あの時代に戻れたら……」
かつての私は、ことあるごとに過去を振り返り、郷愁に浸っていました。懐かしい思い出に縋(すが)ることで、どこか心が安らぐ気がしていたからです。しかし、今思えばそれは、現状の疲れや、見えない未来への不安から逃げるための隠れ家に過ぎなかったのかもしれません。
ホリエモンが言う「過去も未来もない、今を生きろ」という言葉や、倫理の教えである「人の一生は、今日の連続である」という真理。6年も前からその言葉に触れながらも、つい気がつくと後ろばかり見ていた自分がいました。
でも、今は違います。過去を振り返ることを「逃避」ではなく、「未来を創るための最高の燃料」へと進化させる方法を見つけたのです。

1. 「懐かしむ」から「受け継ぐ」へ
過去の記憶は、ただの「思い出」として棚にしまうだけではもったいない。未来へ繋げるための「命のバトン」に変えていくのです。
例えば、こんな風に。
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かつて: 「亡き父に褒められたあの日は良かった。またあの頃のように、父に会いたいなあ……」と、過去の欠落に心を痛める。
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今: 「あの時、父に褒められた言葉が今の自分の自信の源になっている。ならば、今度は僕が誰かの父親として、あるいは一人の大人として、子供たちの良いところを思いっきり褒めよう。彼らの人生に、僕が受け取った自信のバトンを繋ごう!」
こうして過去の思い出を「現在から未来への具体的な行動」へと変換したとき、懐かしさは悲しみではなく、温かいエネルギーに変わります。
2. 「昨日」や「明日」の呪縛を解く
「昨日は過ぎ去った今日であり、明日は近づいてくる今日である」。 この言葉を胸に刻んだとき、人生を縛っていた鎖が解けました。私たちは過去を悔やむ必要も、未来を憂う必要もありません。なぜなら、私たちが生きているのはいつだって「今日」という一点しかないからです。
過去に感謝し、その知恵を未来への行動に変える。それは、今という瞬間に全ての命のエネルギーを集中させることに他なりません。
3. 「時は得難くして失い易し」
『史記』にあるこの言葉は、私たちに「今」という時間の重みを教えてくれます。 今日という一日は、二度と巡ってきません。過去の思い出を懐かしむあまり、今日という黄金の時間を曇らせるのは、あまりにも惜しいことです。
過去の記憶を「懐かしい」で終わらせず、今日、自分ができる「未来への一歩」に変えること。そうすることで、今日一日は後悔のない、希望に満ちた「またなき良き日」へと進化するのです。
【まとめのメッセージ】
「過去も未来もない。今日という日に、すべてを込めろ」
私が今、過去を振り返るとき、それは決して逃避ではありません。自分のルーツを確認し、今日から未来へ繋げるための「確認作業」です。
昨日を悔やまず、明日を恐れず、今日という一日に自分ができる最高の行動を詰め込む。 そう決めたとき、人生は単なる時間の経過から、「自分が創り上げる物語」へと変わりました。
「これがいい!」
私の人生のバトンは、今日もまた、誰かへ、そして未来へと繋がっています。 懐かしい思い出を燃料にして、今日も最高に良き日を、明石・神戸の街で駆け抜けてきます!
2026年5月30日〈77〉

