「ポストの前で住民の方と鉢合わせる瞬間は、恐怖ではなく『一期一会』の贈り物。たった一度の挨拶が、お互いの心に灯をともすと信じています」

1. 怯えていた駆け出しの頃
ポスティングを始めたばかりの頃、私はいつも何かに怯えていました。「苦情を言われないか」「不審者と思われないか」。そんな不安は、知らず知らずのうちに私の挙動を不自然にし、顔から笑顔を奪っていたように思います。
特に苦手だったのが、投函の瞬間に住民の方と鉢合わせることでした。ドアが開いた瞬間に目が合い、お互いに驚き、気まずい沈黙が流れる……。中には不審者を見るような目で睨んでくる方もいて、それがトラウマになり、さらにビクビクするという悪循環に陥っていました。
2. 「1000件に1件」の確率が教えてくれたこと
経験上、1日に2,000件ほど配ると、必ず2〜3回は住民の方とジャストタイミングで出くわします。車を出される時、帰宅された時、あるいはポストを開けたその瞬間。
以前はこの確率を「運が悪い」と思っていました。しかし、「先手の挨拶」や「笑顔で元気に」という実践を繰り返すうちに、考え方がガラリと変わったのです。
この広い街で、数千あるポストの中から、私が投函するその一秒に、住人の方がそこに居合わせる。これはもう、確率論を超えた「一期一会」の奇跡ではないか。そう思えるようになったのです。
3. 明朗・愛和・喜働で向き合うフィールドワーク
「もう二度と会うことはないかもしれない。だからこそ、この一瞬を最高の挨拶で彩ろう」
そう決めてからは、いらぬ不安は消え去りました。
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明朗: 明るくほがらかな心で。
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愛和: 相手を敬い、なかよくすること。
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喜働: よろこんではたらく。
たとえ驚かせてしまったとしても、こちらから先に最高の笑顔で挨拶を贈る。すると、相手の表情もふっと和らぎ、お互いに気持ちのいい空気が流れます。
【まとめのメッセージ】
「たった一回の挨拶が、心と心を繋ぐ」
今の私にとって、ポスティング中の出会いは「幸せな瞬間」です。 不審者と間違われないための最大の武器は、テクニックではなく、自分自身の「心の持ちよう」でした。
今日も一期一会の出会いに感謝しながら、神戸・明石の街に、一枚一枚、心を込めて「元気」を届けていきます。
2026年4月7日〈23〉

