飲食店の店長時代、従業員へのトレーニングで私が最も大切にしていた教えがあります。
それは「往復作業」というルールです。
厨房からホールへ行くときも、
ホールから厨房へ戻るときも、
ただ移動するだけではいけない。
持っていった先から戻るその一歩一歩に、
必ず何かを運ぶか、
何かを片付けるといった「価値」を付加させること。
この徹底した意識が、現場の効率を劇的に高め、
一人ですべてをこなさなければならない今の自営業スタイルにおいても、
私の最大の武器となっています。

1. 「往復作業」こそが、人生の設計図
ふと気づいたのです。
これは単なる業務上のテクニックではなく、
「人生という時間を最大化するための設計図」ではないかと。
私たちは、無意識のうちに
「目的地に向かうこと」
だけを目的にしがちです。
でも、「往復作業」を意識すると、
見えてくる世界が変わります。
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行きは「タスクを完了させる」ための動き。
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帰りは「次に備える」ための準備や片付けの動き。
この両方をワンセットにして考えることで、
無駄な時間は魔法のように消えていきます。
これが、私が50代半ばにして確信した「命の時間の節約術」です。
2. 「効率化」は、自由な時間を生むための鍵
ビジネスにおいて、往復作業の徹底はそのまま利益に直結します。
しかし、私の今の関心は、その先にある「人生の余白」です。
人生は、あっという間です。
何でもかんでも効率化して機械のような人生を送りたいわけではありません。
むしろその逆です。
削れる無駄を徹底的に削り、スマートに動き、
浮いた時間を「本当に豊かな時間」に変えていきたいのです。
「往復作業」を意識して動くことは、
自分の人生という有限なリソースを、
最も価値あることに集中させるための戦略です。
3. 一歩の重みを大切にする
かつては、忙殺される中で
「いかにこなすか」ばかりを考えていました。
でも今は、一歩一歩の移動にも意味を持たせることで、
自分自身を丁寧に扱っているような感覚を覚えます。
「往復作業」で動けば、それだけ心に余裕が生まれます。
イライラする無駄な時間は減り、目標に向かうための足取りは軽くなる。
それは、日々の生活を「自分の手でコントロールしている」という、
確かな実感に繋がっています。
【まとめのメッセージ】
「行きも帰りも、人生の質を高める時間に」
往復作業を徹底すれば、一日はもっと短く、それでいて濃密になります。
次にあなたが場所を移動するとき、帰りに「できること」を一つだけ探してみてください。
「これがいい!」
今日も、一歩の価値を最大化して。
明石・神戸の街で、最高に充実した時間を積み重ねてきます!
2026年6月9日〈87〉

