「自分の体を、自分の思い通りに動かせる。それは、失って初めて気づく最高の自由であり、10代の頃の自分から届いた最高の贈り物です」

1. 37年の時を超えて蘇った、あの夏の「体感」
高校に入ったばかりの夏、私は甲子園球場で「かち割り」の売り子をしていました。 照りつける太陽の下、重い氷を担いで階段を上り下りする仕事は、本当にきついものでした。しかし、あの時の自分の体はよく動き、文字通り「自分の思い通り」に操ることができていました。
長らく忘れていたあの時の感覚が、今、ポスティングの現場で鮮明に蘇っています。1日4万歩を歩き、坂道を駆け上がる中で、「ああ、俺の体は今、あの夏と同じように動いている」と実感できる。これほど嬉しいことはありません。
2. 「不自由な体」から「自由な体」へ
思えば、数年前まではそんなことを思い出す余裕すらありませんでした。 重度の無呼吸症候群や適応障害に苦しんでいた頃、私の体は自分の意志に反して重く、眠く、常に悲鳴を上げている「不自由なもの」でした。
しかし、お酒を捨て、安定という執着を捨てて、自らの足で歩き続けた結果、心も体も劇的に若返りました。今では、当時よりもずっとポジティブに、そして軽やかに街を歩いています。ポスティングという仕事が、私をあの頃の自分に引き戻してくれたのです。
3. 目標は「実年齢マイナス10歳」の現役
私の今の目標は、実年齢よりも10歳以上若い体を保ち続けることです。 単に長生きするのではなく、自分の体を自由自在に操れる「現役の体」であり続けたい。
かつての自分がそうだったように、今の自分もまた、未来の自分を支える「元」になります。若返ったようなこの感覚を大切にしながら、ポスティングというフィールドワークを通して、自分自身の可能性をどこまでも広げていきたいと考えています。
【まとめのメッセージ】
「体が変われば、記憶の景色まで変わる」
かつての苦しいアルバイトの思い出が、今では「最高の成功体験」として私の背中を押してくれます。 「これがいい!」 53歳の今が、人生で一番動ける。そう確信しながら、今日も甲子園のあの夏のような情熱で、一枚一枚を届けていきます。
2026年4月18日〈34〉

