かつての私は、人と関わることが大好きでした。27年間、飲食業の第一線で走り続け、現場の店長からエリアマネージャーまで、多くのスタッフやお客様に囲まれる日々。あの頃は、人との繋がりの中に生きがいを感じていたし、コミュニケーションそのものが私のエネルギー源でした。
しかし、管理職として組織の重責を担うようになると、状況は一変しました。 従業員同士の衝突、お客様からの厳しいご要望、上司と部下の板挟み……。毎日がトラブルシューティングの連続で、自分の時間なんて一秒もありませんでした。
すべてを解決してきた自負はあります。それでも、あまりの忙殺に、気づけば心はボロボロに病んでいました。
今の私が、毎朝黙々とポスティングの現場へと歩き出し、一日4万歩という「孤独な時間」を何よりも愛しているのには、明確な理由があります。

1. 「煩わしさ」の先にある、本当の自由
かつての私は「誰かのために」という大義名分のもとで、自分の心をすり減らしていました。しかし、今の孤独は違います。
それは単なる隔離ではなく、「自分の人生を、自分の采配でコントロールできている」という圧倒的な自由です。誰の顔色を窺うこともなく、誰のトラブルの尻拭いもすることなく、ただ自分の足で歩き、自分の仕事に向き合う。
かつて多くの人との関わりを経験し、その苦味も甘味も知り尽くしたからこそ、今のこの「静寂」がどれほど贅沢でありがたいものかを、心の底から噛み締めています。
2. 「孤独=最強のセルフマネジメント」
ポスティングの現場で一人、街を歩いているとき、私は自分自身と対話をしています。
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感情のコントローラー: 誰かに振り回される時間はもうありません。今、自分がどう感じ、どう動くか。すべてを自分自身で決定し、自分を整える。
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対話の質を変える: かつては人とのトラブル解決に費やしていたエネルギーを、今は「今の自分をどう向上させるか」という内面的な成長へと注いでいます。
この孤独な時間は、私にとって最も効率的で、最も自分を強くしてくれる「自分自身との面談」の時間なのです。
【まとめのメッセージ】
「孤独を知ることで、人は本当に強くなれる」
もし、今のあなたが人との関わりやトラブルで心を病んでいるのなら、それはあなたに「自分自身を取り戻せ」というサインかもしれません。
私は、過去に培った多くの人との絆を否定はしません。あの27年間があったからこそ、今の自分が形成されました。でも、その土台があるからこそ、私は今、自ら選んで「孤独」という名の自由を選び取っています。
「これがいい!」
今日も明石・神戸の街で、自分自身をコントロールし、淡々と、しかし情熱を持って歩き続けます。自分を一番の味方にするための孤独な冒険へ、行ってきます!
2026年6月1日〈79〉

